年末調整の年税額と還付額を試算する

給与収入のみの会社員を想定し、令和8年分の所得税(復興特別所得税を含む)を年末調整と同じ手順で計算します。あわせて、改正前の制度で計算した場合との差を表示します。

【注意事項】概算・参考値であり、税務の助言ではありません。障害者控除・寡婦/ひとり親控除・勤労学生控除・特定親族特別控除には対応していません。実際の金額は勤務先の年末調整の結果で確認してください。

その他の控除を入力する(任意:70歳以上の扶養・生命保険料・地震保険料・iDeCo・住宅ローン控除)

令和8年分の年末調整で変わること

項目改正前令和8年分
基礎控除(合計所得489万円以下)95万・88万・68万円104万円
基礎控除(489万円超655万円以下)63万円67万円
基礎控除(655万円超2,350万円以下)58万円62万円
給与所得控除の最低額(年収190万円以下)65万円74万円
扶養親族・配偶者控除の所得要件(給与のみ)年収123万円以下年収136万円以下
配偶者特別控除の対象(給与のみ)年収123万円超201万5,999円以下年収136万円超207万円以下

計算の流れ

  1. 給与収入から給与所得控除を引いて「給与所得」を出します。
  2. 給与所得から、社会保険料・生命保険料・地震保険料・iDeCoなどの掛金・基礎控除・配偶者控除・扶養控除を引き、1,000円未満を切り捨てて「課税所得」を出します。
  3. 課税所得に税率(5〜45%)をかけて控除額を引き、住宅借入金等特別控除を差し引いてから102.1%(復興特別所得税)をかけ、100円未満を切り捨てた額が年税額です。
  4. 年税額と、その年に源泉徴収された所得税の合計との差額が、年末調整で戻る額(または追加で引かれる額)です。

よくある質問

2026年(令和8年分)の年末調整で何が変わりますか?

基礎控除が合計所得489万円以下の人は104万円に、給与所得控除の最低額が74万円に引き上げられ、所得税が下がります。改正は2026年12月1日に施行され、12月の年末調整で1年分をまとめて精算します。

今年は年末調整の還付が多くなるのはなぜですか?

1月から11月までの毎月の源泉徴収は改正前の税額表で計算されているため、改正後の制度で計算し直す年末調整で、減った分がまとめて戻ります。

源泉徴収税額の合計はどこで分かりますか?

毎月の給与明細と賞与明細の「所得税」の欄を合計します。12月分の給与がまだなら、11月までの合計に12月分の見込みを足してください。

年収が2,000万円を超える場合は?

給与の収入金額が2,000万円を超える人は年末調整の対象にならず、確定申告で精算します。

住民税も今回の改正で下がりますか?

住民税の基礎控除(43万円)は変わりません。給与所得控除の最低額の引き上げは、2027年度(令和9年度)分以後の住民税に反映されます。

出典

概算・参考値であり、税務の助言ではありません。免責事項(2026年10月確認)